ダナン日記②:ベトナム語は音が命!

こんにちは。スタッフKです。

「ベトナムに住んでいた」事を話すと、一番に聞かれることが多いのが、「ベトナムは何語を使うの?」です。

ベトナムはベトナム語という、独自の言語を持っていますので、今回はそのお話をしたいと思います。

アイキャッチに使っている写真は「アボカドアイス屋さん」の看板です。

Kem bơ=アボカドアイス
(2018年当時のレートで50円)
上にかかっているのはココナッツチップス

ベトナムには「アボカドアイス」「アボカドスムージー」「アボカドコーヒー」などがあり、アボカド好きの皆さんには是非とも召し上がっていただきたいです。

Sinh tố bơ=アボカドスムージー
テイクアウトスタイル

ただし、一緒に練乳やココナッツミルクなどもたっぷり使われていて、アボカドの青臭さはなくしっかり甘いです。

まったりとした食感と、アボカドは美容に良いという暗示で虜になりそうですが、脂質も糖分も爆発的に多いので気をつけてください。

このアボカドアイス屋さんは、観光客が一人もいないような市場にあります。

というわけで地元密着型のお店で、好きなものを食べようと思ったら、やはり英語ではなくベトナム語を知っていたほうがお得です。

ベトナム語を知らないと全く意味不明な看板も、ベトナム語が分かるとハッキリと「ヴァンおばさんのアボカドアイス」と書いてあるのが分かります。

私は語学留学していたわけではなく、日本語を学んでいるベトナム人大学生に週1回ベトナム語を教えてもらっていました。

「ベトナム語を話せますか?」と聞かれたら、即答で「話せません」と答える程度の能力しかありません。

ただ、持ち前の食いしん坊を生かして、レストランのメニューは不自由なく読める程度まで学習していました。

以下、このブログでお話しする内容は、あくまで私が体験・実感したことに基づいており、一般的なお話とは異なる点もあるかと思いますので、ご了承ください。

ベトナム語の命!恐怖の6つの声調記号

例えば、有名な 「Ma(マ)」 という音だけでもこれだけの違いがあります:

言葉声調のイメージ意味
Ma平らに幽霊
上がるお母さん(南部)
下がる〜だけど(接続詞)
Mả低く抑えてから上げるお墓
急激に上げて詰める馬 / コード
Mạ重く沈む稲の苗

このように声調記号で意味が全く違ってくるので、ベトナム語に声調記号のマスターは必須です!

声調記号に始まり、声調記号に終わると言っても過言ではない!!

ベトナム語の先生から「記号通りに発音すれば良い」とアドバイスをもらいましたが、三番目までの「Ma平ら」「上がる」「下がる」はともかく、4.5番目の「MảやらMã」のうねうねしたのは何なんだ!?となりました。

6番目の「Mạ重く沈む」も、喉を使って低く鋭く音を出すのですが、普段日本語で話す時に、そんな声の出し方しないので、まず喉を使えませんでした。

歌が上手な人なら、すぐできるかも。

「ダナン」を発音してみよう!コツは峰不二子風

ちなみに「ダナン」と日本人が普通に言っても通じません。

Đà Nẵng」です。

「いやいや、前後の文脈とか会話の流れからなんとなく分かるやろ」と言いたくなりますが(実際に先生に言いました)、絶対「ダナン」では分かってもらえません。

絶対「Đà Nẵng」なんです。 (ちなみにÐもⅮと発音違います。)

無理やりカタカナで書くなら「ダ↘ナァッン⤴」

「~」の声調記号の時は、ルパン3世の峰不二子ちゃんの「ルパ~ン」の「パ~ン」をイメージして、セクシーな感じで発音するとうまくできます。(あくまで私見です。誰も共感してくれませんでした。)

「ニャッバン=日本」を発音してみよう!コツは威嚇する猫風

ベトナム語で「日本」は「Nhật Bản(ニャッ バン)」です。

これまた、「・」や「?の上部分だけみたいな」声調記号がついています。

フレンドリーなベトナムの皆様は、顔を合わせると出身国を聞いてくださるので、日本人としては使いこなせるようになるのは必須です。

会話の中では略して 「Nhật(ニャッ)」 だけで済ませることも多いです。(例:Người Nhật = 日本人)

私は「威嚇する猫」をイメージして、鋭く「ニャッ!」と言えば通じるというコツを掴んでからは、スムーズに日本人だと伝わって嬉しかったです。

「どこから来たんだ」「どこ人だ」と聞かれる度に、威嚇する猫をイメージして返答するのは、始めは気が引けましたが・・・
(あくまで私見です。誰も真似してくれませんでした)

音痴な私が使った裏技

ベトナム語は単語を覚える時には、綴りだけでなく、必ず声調記号も一緒に覚えます。

それでもマスターするのが難しくて、なかなか伝わるようにならなかったので、裏技を使うようになりました。

「音でダメなら手を使おう!」です。

何度「ダナン(Đà Nẵng)」と言っても首を傾げらたので、奥の手。人差し指で空中に大きく「\」や「~」を描いて、身振り手振りで声調記号を伝えてみました。

伝わったのは「言葉」ではなく、「熱意」だったような気はしましたが、発音するだけでは怪訝そうな顔をしていた市場のおば様も、ニッコリ仲良くしてくれました。

最終手段は筆談です。

そして本当の最後の手段はハグです。(もう言葉はいらない)

3年間ハグで押し通してきたから語学が上達しなかったのかも・・・と思わなくもないですが、生活できてました。

もちろん誰にでもハグしてたわけではないので、危険な目に遭わないように、良い子はマネしないでください。

ベトナムでビジネスをする上でも、ベトナム語を知っておくことは重要です。

「日本人は日本語か英語しかわからない」と思われているので、ベトナム人同士・ベトナム語で目の前で堂々と悪口やぼったくりの相談をしてくれます。

それに気づいて、「悪口言ってるのわかってるんだぞ!」とアピールすることで、「この日本人からは、ぼったくれない」と思ってもらうことは、とても有効です。

おかげで私は、日本語では言ったことも言われたこともないようなベトナム語の悪口を聞き取れるようになりました。

どこの世界にも良い人も悪い人もいる。

楽しいばかりではないですね~。

次回をお楽しみに!

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