【開業のご挨拶】北野雄大税理士事務所を開業しました

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開業のご挨拶

2025年(令和7年)5月7日、長崎県北松浦郡佐々町にて「北野雄大税理士事務所」を開業いたしました。

これまで培ってきた知識と経験を活かし、地域の皆さまに信頼される税理士を目指して日々邁進してまいります。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

開業までの経緯

私が税理士を志すきっかけとなったのは、2021年1月、父が脳梗塞で倒れたことでした。

一命は取り留めたものの、左半身に麻痺が残り、これをきっかけに私は東京でのIT企業勤務を続けるか、地元に戻るかを真剣に考え始めました。

地元に帰ったとして、仕事は何をしようか。後悔はしないか。葛藤しながら自問自答を繰り返しました。そして自己分析を深めるうちに、いろいろな人や仕事と関われる「税理士」という職業に興味を持ちました。

そして2021年3月、まずは簿記の勉強をやってみようと思い、勉強を始めたところ、簿記の面白さにハマってしまいました。
税理士という職業は自分の性分や能力的に適性があるのではないかと思いました。

当時から税理士は「AIに奪われる職業」上位の常連でした。(当時からというか会計ソフトが出てきた何十年前からそうでした。)
また、過疎化の一途を辿る地元に帰って税理士の仕事をすることは賢い選択なのかということを自問自答しました。

それでも税理士として独立して、地元企業の経営と関わったりするのは面白そうだなと思い、頭の中で描く将来像にワクワクしました。
また、マクロ的には地方の衰退は避けられないとしてもミクロ的にはいくらでもやりようがあるように思いました。
AIの発展は税理士業にとってむしろチャンスなんじゃないかという仮説を立てました。

そうして迷いなく税理士試験の勉強を本気で始めたのが、2021年9月、当時25歳のときでした。

余談ですが、その頃には父も寝たきりの状態から回復し、リハビリの成果もあり、装具を付けて骨盤を使って歩けるようになりました。
「子どもにスネをかじられすぎて、歩きづらくなってしまいました」というジョークを言えるくらいに頭もはっきりしてきました。

2022年3月、私は東京での前職を退職し地元の佐世保に帰りました。
そして同年4月に地元の税理士事務所に中途社員として入社しました。
それから地元の税理士事務所で働きながら税理士試験合格を目指す(ついでに親父の介護もやる)という生活が始まりました。

仕事・食事・睡眠(・時々介護)以外はほぼ勉強という生活を3年間続けました。
そのような生活をした結果、2024年11月、無事、税理士試験に合格することができました。
2年の実務要件も満たしており、税理士登録が可能となり、2025年4月に正式に税理士になりました。

2022年に帰郷してからの3年間、地元で働き、地元企業に貢献したいという思いが強くなりました。
特に長崎県北(佐世保市、松浦市、平戸市、旧北松地区)を盛り上げたいと思い、県北全域をカバーできるよう佐々町で税理士事務所を立ち上げることにしました。

以上が開業に至った経緯です。

今後は、税務・会計の確かな知識をベースに、AIやクラウドツールを積極的に活用し、中小企業のバックオフィス業務を飛躍的に効率化してまいります。

人手不足や人口減少といった地域の課題と真正面から向き合いながら、従来の税理士業務にとどまらず、BPaaS(Business Process as a Service)やAIエージェントの活用など、次世代型の支援も視野に入れた事業展開を目指してまいります。

どうぞよろしくお願いします。

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