こんにちは。税理士の北野です。
2025年5月、長崎県北松浦郡佐々町で 税理士事務所 を開業しました。
佐世保市・佐々町・松浦市・平戸市・旧北松地区を中心に、地域のできないを減らし、できるを増やす をミッションとして日々活動しています。
今日から数回にわたり、私が簿記の勉強を始めてから税理士試験5科目に合格するまでのリアルなプロセスを投稿していこうと思います。
※不定期更新です。
🏆 働きながら 3年で5科目合格
私はフルタイムの仕事をしながら、初学から3回の本試験(約3年)で税理士試験5科目合格を達成しました。
このシリーズでは、そのリアルなプロセスを包み隠さず公開します。
本記事はそのダイジェスト版です。
定量データで振り返る ―― 税理士試験合格までの歩み
まずは、簿記の勉強を始める前から合格までの主要な出来事を時系列でまとめてみます。
- 2018年6月ごろ:就職活動が終わり、「就職前に簿記の勉強でもしておくか、、」と思い、簿記3級のテキストを購入。パラパラっとめくって放置。
- 2019年4月:渋谷のIT企業に入社。新人研修で「貸借対照表と損益計算書の仕組み」的な講義を受ける。
- 2020年?月:『財務三表一体理解法』シリーズを読む。財務諸表とはどういうものかなんとなく理解。
- 2021年2月:簿記の勉強を本格的に開始
- 2021年5月:日商簿記2級 合格(3級は受けてない)
- 2021年11月:日商簿記1級 不合格
- 2022年4月:地元の税理士事務所に転職(フルタイム勤務)
- 2022年8月:税理士試験〈簿記論・財務諸表論・消費税法〉を受験 →3科目同時合格
- 2023年8月:税理士試験〈法人税法〉を受験 →不合格
- 2024年8月:税理士試験〈法人税法・相続税法〉を受験 →両科目合格 ― 5科目制覇
簿記の勉強を本格的にStart(2021/2/21) →税理士試験5科目制覇Finish(2025/8/7) = 1,263日(約3年4か月)
学習ツールとコスト
【使用したノート】大学ノート B 6mm×35行 50枚
【消費したノートの冊数】
簿記論(簿記2級、1級含む)→12冊
財務諸表論→3冊
消費税法→5冊
法人税法→14冊
相続税法→4冊
【消費したコピー用紙】たぶん3,000枚〜4,000枚くらい
【使用したボールペン】ジェットストリーム0.38 黒、青
【消費したボールペンの数】
本体 13本 / 替え芯 4本(途中から「これ替え芯の方が経済的だな」と気付いた)
【要した金額】
〈税理士試験受験費用〉
2022年 3科目→7,000円
2023年 1科目→4,000円
2024年 2科目→5,500円
〈予備校費用(大原WEB通信)〉
簿記論、財務諸表論、消費税法 受講料→51万円
法人税法(1年目)受講料→23万円
法人税法(2年目)、相続税法 受講料→46万円
今後の更新予定
- ひとはいかにして簿記の勉強を始めようと思うのか
- 簿記勉強スタート〜日商簿記2級合格まで
- ひとはいかにして都会でのキャリアを捨て田舎に戻ろうと思うのか
- 2022年 税理士試験初年度3科目(簿記論、財務諸表論、消費税法)合格の裏側
- 2023年 ガソリンが切れた、法人税法 不合格体験記
- 2024年 幸福のガソリン、法人税法、相続税法ダブル合格
各回とも、「当時のスケジュール」「理論の暗記法」「モチベーション維持の方法」 など具体例を交えてお届けします。
税理士試験は「働きながらだと合格に平均9年かかる」と言われています。
合格に必要なのは、精神力と継続力です。数学的なセンスや論理的思考力などはほとんど必要ありません。
私も税理士試験の勉強中は、多くの先輩方の合格体験記などを読んで、モチベーションを維持しておりました。
私の体験が、本ブログの読者の学習計画やモチベーションアップの一助となれば幸いです。
※本シリーズは不定期更新です。
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